2009年04月14日
“最強NAS”「QNAP TS-209II」レビューその2
先日、新しいNASを買ったという日記を書いたが、その続きを書く。
“最強NAS”「QNAP TS-209II」レビュー
前回はFTPサーバを立ててみたが、今度はicecastサーバを立ててみた。
icecastサーバというのは、要するにオーディオのストリーミングサーバで、ネットラジオを配信するときや、Second Lifeで音楽を配信するときに使われる。
普通、ネットラジオをやろうと思ったら、パブリックなicecastサーバである「ねとらじ」を使うのが普通だが、ねとらじの規制がいやな場合や、内輪だけに聞かせたい場合、自分だけのicecastサーバが欲しいときがある。
そういうとき今まではShoutcast ServerをPCにインストールするのが楽だったのだが、QNAPにicecastをインストールすればもっと簡単で高度なことができるのだ。
以下は備忘録を兼ねた日記です。
■icecastサーバ
・媒体を入手
まずはQNAPのフォーラムからicescationの媒体を入手する。
フォーラムに入るにはユーザ登録が必要。
QNAP NAS Community Forum
現時点での最新版はIceStation v1.0 b0922。
・準備
QNAPのWeb管理画面でQweb serverを有効化
ネットワーク設定→Webサーバで「Webサーバを有効にする」をチェックする。
QNAPファームも最新にしておいたほうがいい。
・インストール
先に入手したicestationの媒体は展開しておく。
QNAPの管理画面からicestationをインストールする。
システムツール→QPKGを選択→参照で媒体を選択して、アップロードボタンを押す。
・QNAPの管理画面でicestationをクリックして有効化
システムツール→QPKG→IceStationで有効にする。
・ポート開放
ルーターで8000番ポートを解放する。手順は各ルーターの手順書を参照
・ダイナミックDNS
FTPサーバーのときと同様にする。
以上、たったのこれだけでicestationがインストールできてしまう。コマンドラインで作業する必要もない。
以下は使い方。
・配信
実はIceStationはIcesとIceCastをかねているので、単体で配信できるのだが、
PCのWinampでオーディオを送信して、それをIceStation経由で配信するほうがわかりやすいだろう。
Winampの使い方は以下のサイトを見てやるのがわかりやすい。
http://www.atamanikita.com/
・受信
これでiTunesやWindows Media Playerなどで、受信することができる。
ちなみにストリーミングのURLは以下のような感じになる。(hogehoge.comというのはドメインの例。streamはポイントの例。)
http://hogehoge.com:8000/stream.m3u
“最強NAS”「QNAP TS-209II」レビュー
前回はFTPサーバを立ててみたが、今度はicecastサーバを立ててみた。
icecastサーバというのは、要するにオーディオのストリーミングサーバで、ネットラジオを配信するときや、Second Lifeで音楽を配信するときに使われる。
普通、ネットラジオをやろうと思ったら、パブリックなicecastサーバである「ねとらじ」を使うのが普通だが、ねとらじの規制がいやな場合や、内輪だけに聞かせたい場合、自分だけのicecastサーバが欲しいときがある。
そういうとき今まではShoutcast ServerをPCにインストールするのが楽だったのだが、QNAPにicecastをインストールすればもっと簡単で高度なことができるのだ。
以下は備忘録を兼ねた日記です。
■icecastサーバ
・媒体を入手
まずはQNAPのフォーラムからicescationの媒体を入手する。
フォーラムに入るにはユーザ登録が必要。
QNAP NAS Community Forum
現時点での最新版はIceStation v1.0 b0922。
・準備
QNAPのWeb管理画面でQweb serverを有効化
ネットワーク設定→Webサーバで「Webサーバを有効にする」をチェックする。
QNAPファームも最新にしておいたほうがいい。
・インストール
先に入手したicestationの媒体は展開しておく。
QNAPの管理画面からicestationをインストールする。
システムツール→QPKGを選択→参照で媒体を選択して、アップロードボタンを押す。
・QNAPの管理画面でicestationをクリックして有効化
システムツール→QPKG→IceStationで有効にする。
・ポート開放
ルーターで8000番ポートを解放する。手順は各ルーターの手順書を参照
・ダイナミックDNS
FTPサーバーのときと同様にする。
以上、たったのこれだけでicestationがインストールできてしまう。コマンドラインで作業する必要もない。
以下は使い方。
・配信
実はIceStationはIcesとIceCastをかねているので、単体で配信できるのだが、
PCのWinampでオーディオを送信して、それをIceStation経由で配信するほうがわかりやすいだろう。
Winampの使い方は以下のサイトを見てやるのがわかりやすい。
http://www.atamanikita.com/
・受信
これでiTunesやWindows Media Playerなどで、受信することができる。
ちなみにストリーミングのURLは以下のような感じになる。(hogehoge.comというのはドメインの例。streamはポイントの例。)
http://hogehoge.com:8000/stream.m3u
2009年04月13日
“最強NAS”「QNAP TS-209II」レビュー
今まで使っていたNASのLANTANK"白箱"が調子悪くなってきたので、QNAP TS-209IIという台湾製のNASを買ってきた。
NASというのはNetwork Attached Storageの略で、要するにネットワーク経由で使える外付けハードディスクのことだ。
NASは大容量の動画や音楽をまとめて保存できるので、一度使い始めると手放せないほど便利なのだが、QNAPが最強NASと言われるにはわけがある。
それはホットスワップだったり、RAIDが組めたり(TS-409はRAID5、TS-209はRAID1)、小型で静音性が高かったりといろいろ利点はあるが、なによりLinuxで作られていてログインして自由にいじれるのが素晴らしい。
以下は備忘録を兼ねた日記です。
■準備
・QNAP本体
私は秋葉原Oliospecで購入。
・ハードディスク
QNAPは自作NASキットなので別売りでハードディスクが必要。
私はドスパラでウェスティンデジタルの1TBのを2台購入。
手順書に従って、HDをQNAPに組み込む。
■インストール
・インストール
これも手順書に従えば簡単。
・RAID
TS-209IIの場合、RAID1(ミラーリング)かRAID0(ストライピング)か選べるが、迷わずRAID1を選択する。
・DHCP
デフォルトではDHCPだが、サーバー的に利用したいので、IPアドレスを指定する。
デフォルトでSambaが使えるので、以上で普通のNASとして使える。
ここからは先はさらなる応用編となる。
まずはFTPサーバとして使えるようにする。
メール添付で送れないような巨大なファイルをやり取りする場合、普通はファイル転送サービスを使うことが多いが、自分でFTPサーバーを立てれば自由にファイルが送り放題だ。
■FTPサーバ
・ブラウザでQNAP設定画面を開く
・FTPを起動
「ネットワーク設定」→「FTPサービス」を選択し、FTPサービスを有効にする。
・ユーザ作成
「ユーザ管理」を選択し、任意のユーザ(ここではftpusrというユーザ)を作成。
デフォルトではadminユーザがあるが、adminでFTPするのはよろしくないので任意のユーザを作る。
・ftpディレクトリ作成
「ネットワーク共有」を選択し、任意のディレクトリ(ここではftpというディレクトリ)を作成する。
デフォルトではpublicディレクトリがあるが、publicにFTPさせるのはよろしくないので任意のユーザを作る。
・アクセス権設定
「ネットワーク共有」→「ftp」→「アクセス設定」を選択する。
「ネットワーク共有ftp にアクセスできるユーザ/グループ」に「ftpusr」を追加する。
・Telnet設定
システムツール→リモートログインで、「Telnet接続を許可する」にチェックをいれる。
・telnetクライアント(TeraTermなど)でadminユーザでQNAPにログインする。
・# vi /etc/passwd
ftpusrのホームを/share/ftpにする。デフォルトでは「/」になっている。
↓変更例
ftpusr:x:500:100:Linux User,,,:/share/ftp:/bin/sh
・./mnt/HDA_ROOT/.config/proftpd.conf
というファイルもあるが、なぜかproftpdを再起動すると元に戻ってしまうのでいじらない。
・ポート開放
ルーターでFTPポート23を解放する。手順は各ルーターの手順書を参照。
・ダイナミックDNS
ルーターでダイナミックDNSを設定する
QNAPでダイナミックDNSを設定してもよい。
固定IPを割り当てられるならダイナミックDNSは当然不要。
以上、これで外部からftpusrというアカウントで使える1テラバイトのFTPサーバの誕生である。
ちなみにFTPのURLは以下のような感じになる。(hogehoge.comというのはドメインの例。)
ftp://hogehoge.com/
※注意点だが、proftpdはNLSTコマンドに対応していないので、FTPクライアント(例えばFFFTP)のファイル取得はNLSTではなくLISTコマンドを使うようにする。
ここで終わったらSecond Lifeと何の関係もないが、次回はicecastサーバの作り方を書くので、音楽活動をするユーザーの役に立つはず。
“最強NAS”「QNAP TS-209II」レビューその2
■参考ページ
QNAP
台湾製の“最強NAS”「QNAP TS-409Pro」を試す(前編)
台湾製の“最強NAS”「QNAP TS-409Pro」を試す(後編)
NASというのはNetwork Attached Storageの略で、要するにネットワーク経由で使える外付けハードディスクのことだ。
NASは大容量の動画や音楽をまとめて保存できるので、一度使い始めると手放せないほど便利なのだが、QNAPが最強NASと言われるにはわけがある。
それはホットスワップだったり、RAIDが組めたり(TS-409はRAID5、TS-209はRAID1)、小型で静音性が高かったりといろいろ利点はあるが、なによりLinuxで作られていてログインして自由にいじれるのが素晴らしい。
以下は備忘録を兼ねた日記です。
■準備
・QNAP本体
私は秋葉原Oliospecで購入。
・ハードディスク
QNAPは自作NASキットなので別売りでハードディスクが必要。
私はドスパラでウェスティンデジタルの1TBのを2台購入。
手順書に従って、HDをQNAPに組み込む。
■インストール
・インストール
これも手順書に従えば簡単。
・RAID
TS-209IIの場合、RAID1(ミラーリング)かRAID0(ストライピング)か選べるが、迷わずRAID1を選択する。
・DHCP
デフォルトではDHCPだが、サーバー的に利用したいので、IPアドレスを指定する。
デフォルトでSambaが使えるので、以上で普通のNASとして使える。
ここからは先はさらなる応用編となる。
まずはFTPサーバとして使えるようにする。
メール添付で送れないような巨大なファイルをやり取りする場合、普通はファイル転送サービスを使うことが多いが、自分でFTPサーバーを立てれば自由にファイルが送り放題だ。
■FTPサーバ
・ブラウザでQNAP設定画面を開く
・FTPを起動
「ネットワーク設定」→「FTPサービス」を選択し、FTPサービスを有効にする。
・ユーザ作成
「ユーザ管理」を選択し、任意のユーザ(ここではftpusrというユーザ)を作成。
デフォルトではadminユーザがあるが、adminでFTPするのはよろしくないので任意のユーザを作る。
・ftpディレクトリ作成
「ネットワーク共有」を選択し、任意のディレクトリ(ここではftpというディレクトリ)を作成する。
デフォルトではpublicディレクトリがあるが、publicにFTPさせるのはよろしくないので任意のユーザを作る。
・アクセス権設定
「ネットワーク共有」→「ftp」→「アクセス設定」を選択する。
「ネットワーク共有ftp にアクセスできるユーザ/グループ」に「ftpusr」を追加する。
・Telnet設定
システムツール→リモートログインで、「Telnet接続を許可する」にチェックをいれる。
・telnetクライアント(TeraTermなど)でadminユーザでQNAPにログインする。
・# vi /etc/passwd
ftpusrのホームを/share/ftpにする。デフォルトでは「/」になっている。
↓変更例
ftpusr:x:500:100:Linux User,,,:/share/ftp:/bin/sh
・./mnt/HDA_ROOT/.config/proftpd.conf
というファイルもあるが、なぜかproftpdを再起動すると元に戻ってしまうのでいじらない。
・ポート開放
ルーターでFTPポート23を解放する。手順は各ルーターの手順書を参照。
・ダイナミックDNS
ルーターでダイナミックDNSを設定する
QNAPでダイナミックDNSを設定してもよい。
固定IPを割り当てられるならダイナミックDNSは当然不要。
以上、これで外部からftpusrというアカウントで使える1テラバイトのFTPサーバの誕生である。
ちなみにFTPのURLは以下のような感じになる。(hogehoge.comというのはドメインの例。)
ftp://hogehoge.com/
※注意点だが、proftpdはNLSTコマンドに対応していないので、FTPクライアント(例えばFFFTP)のファイル取得はNLSTではなくLISTコマンドを使うようにする。
ここで終わったらSecond Lifeと何の関係もないが、次回はicecastサーバの作り方を書くので、音楽活動をするユーザーの役に立つはず。
“最強NAS”「QNAP TS-209II」レビューその2
■参考ページ
QNAP
台湾製の“最強NAS”「QNAP TS-409Pro」を試す(前編)
台湾製の“最強NAS”「QNAP TS-409Pro」を試す(後編)
タグ :ハードウェア
2009年02月09日
Youtubeとニコニコ動画で印税生活は送れるか?その3
Youtubeとニコニコ動画で印税生活は送れるか?その2からの続き。正直言って、今回の日記は暴走気味です。
今月号の『Sound & Recording Magazine』の『ネットで自分の曲を売る方法』という特集が気になり買ってみた。内容は、最初にiTunes Storeなどのダウンロード販売と、アグリゲーターやディストリビューターの紹介があって、次にネットに適応した新しいレーベルのオーナーのインタビュー、その次にプロモーションツールとしてのMySpaceの使い方が載っていた。
とてもわかりやすく書かれていていいのだが、やはりアーティストは曲を売ってなんぼ、という視点であり、ネットはプロモーションの場所で目指すはメジャーデビューしてCDリリースという発想であった。
ちなみにサンレコの特集の最後に「使えるネット・サービス」という章で10のサービスのうちの1つとしてニコニコ動画が紹介されていた。小さいなあ。
以下、『Sound & Recording Magazine 2009.2』の引用です。
--------------------------ここから--------------------------
ニコニコ動画
『音楽カテゴリーはDTMミュージシャンの作品表の場に』
ご存じ日本最大のアクセス数を誇る動画共有サービス。アニメやゲームの映像が多いと思いきや意外に音楽関連も充実しており、音楽カテゴリー内にはさまざまな動画がアップロードされている。内容もオリジナル楽曲のプロモーション・ビデオ、バンドのライブ映像、既存楽曲を歌ったり演奏したりした映像(○○を歌ってみた、○○を演奏してみたなどのタイトルが付けられている)など千差万別だ。中でも初音ミクの流行もありDTMミュージシャンの作品は多く、再生回数が10万回を越すものも珍しくない。ブログやSNSと組み合わせて利用すれば、ジャンルによってはMySpaceなどよりも多くのリスナーにアプローチできるプロモーション手段となるだろう』
--------------------------ここまで--------------------------
私としては今やMySpaceやYouTubeやニコニコ動画を1つの音楽シーンとしてとらえてもいいと思っている。それに動画配信サイトでの再生数に応じてギャランティーが払われるというシステムは将来性があると思うのだがどうだろう。
今月号の『Sound & Recording Magazine』の『ネットで自分の曲を売る方法』という特集が気になり買ってみた。内容は、最初にiTunes Storeなどのダウンロード販売と、アグリゲーターやディストリビューターの紹介があって、次にネットに適応した新しいレーベルのオーナーのインタビュー、その次にプロモーションツールとしてのMySpaceの使い方が載っていた。
とてもわかりやすく書かれていていいのだが、やはりアーティストは曲を売ってなんぼ、という視点であり、ネットはプロモーションの場所で目指すはメジャーデビューしてCDリリースという発想であった。
ちなみにサンレコの特集の最後に「使えるネット・サービス」という章で10のサービスのうちの1つとしてニコニコ動画が紹介されていた。小さいなあ。
以下、『Sound & Recording Magazine 2009.2』の引用です。
--------------------------ここから--------------------------
ニコニコ動画
『音楽カテゴリーはDTMミュージシャンの作品表の場に』
ご存じ日本最大のアクセス数を誇る動画共有サービス。アニメやゲームの映像が多いと思いきや意外に音楽関連も充実しており、音楽カテゴリー内にはさまざまな動画がアップロードされている。内容もオリジナル楽曲のプロモーション・ビデオ、バンドのライブ映像、既存楽曲を歌ったり演奏したりした映像(○○を歌ってみた、○○を演奏してみたなどのタイトルが付けられている)など千差万別だ。中でも初音ミクの流行もありDTMミュージシャンの作品は多く、再生回数が10万回を越すものも珍しくない。ブログやSNSと組み合わせて利用すれば、ジャンルによってはMySpaceなどよりも多くのリスナーにアプローチできるプロモーション手段となるだろう』
--------------------------ここまで--------------------------
私としては今やMySpaceやYouTubeやニコニコ動画を1つの音楽シーンとしてとらえてもいいと思っている。それに動画配信サイトでの再生数に応じてギャランティーが払われるというシステムは将来性があると思うのだがどうだろう。
2009年02月06日
Youtubeとニコニコ動画で印税生活は送れるか?その2
Youtubeとニコニコ動画で印税生活は送れるか?からの続き。
この間、Youtubeとニコニコ動画がJASRACと著作権の包括契約を結んだので、オリジナル曲を含む動画を作ってアップして、爆発的に再生されれば夢の印税生活も可能ではないだろうか、という日記を書いた。
しかし疑問点がいくつかあって、頭に引っかかっていた。
ところがこの間JASRAC 2008年11月通常評議会員会の議事録をなんとなく読んでいたら、思わぬ情報を見つけた。
その部分を引用する。
----------------ここから----------------
巻上公一評議員
「YouTube」と包括契約を締結したことが新聞などで報じられたが、詳細を伺いたい。また、自分の楽曲を「YouTube」にアップロードしたいと考えているが、その際にJASRAC会員としてどういう点に注意すればよいのか教えていただきたい。
菅原常務理事
配布資料は上半期の報告書なので協議中と記載されているが、10月に「YouTube」との間で契約が成立した。契約条件は、国内の他の動画投稿(共有)サイトと同一で、使用料の適用料率は現在、広告料金等収入の1.875%である。「YouTubeとは、昨年から契約に向け協議を続けてきた。このサイトを運営する会社はアメリカの企業なので、アメリカの著作権法の範囲内での対応を考えていたようだが、日本はそれでは済まない。違法にアップロードされた動画をどう削除するかなどを求めていたところ、「YouTube」から具体的な対応システムが提示されたため、今回合意に至った。ただ、実務的に難しい点は、曲名ではなく実演者の名前などがサイト上のキーとなることである。JASRACが管理するためには動画に含まれる楽曲名が必要となるので、現在、「YouTube」との間で楽曲を特定した報告をどう提示してもらうかを詰めているところである。アップロードの方法は一般の方と同様だが、可能であれば会員の方自身がアップロードする場合は、後々の楽曲特定に活用するため、事前に楽曲名を会務部に知らせていただきたい」
----------------ここまで----------------
以上、引用終わり。
わかったことは
・使用料の適用料率は現在、広告料金等収入の1.875%
・JASRACが管理するためには動画に含まれる楽曲名が必要
・現在、「YouTube」との間で楽曲を特定した報告をどう提示してもらうかを詰めているところ
ということだ。契約を結んだのに実務レベルではまだ始まっていなかったわけだ。会員自身がアップロードする場合は「事前に楽曲名を会務部に知らせていただきたい」って、しょぼすぎる。
もっといえばサンプリング調査の方法を詰める必要もある。そのまえに全曲報告にしろ、と強く言いたいが。
ところで質問者の「巻上公一評議員」って、もしかしてあのヒカシューの?
Youtubeとニコニコ動画で印税生活は送れるか?その3へ続く。
この間、Youtubeとニコニコ動画がJASRACと著作権の包括契約を結んだので、オリジナル曲を含む動画を作ってアップして、爆発的に再生されれば夢の印税生活も可能ではないだろうか、という日記を書いた。
しかし疑問点がいくつかあって、頭に引っかかっていた。
ところがこの間JASRAC 2008年11月通常評議会員会の議事録をなんとなく読んでいたら、思わぬ情報を見つけた。
その部分を引用する。
----------------ここから----------------
巻上公一評議員
「YouTube」と包括契約を締結したことが新聞などで報じられたが、詳細を伺いたい。また、自分の楽曲を「YouTube」にアップロードしたいと考えているが、その際にJASRAC会員としてどういう点に注意すればよいのか教えていただきたい。
菅原常務理事
配布資料は上半期の報告書なので協議中と記載されているが、10月に「YouTube」との間で契約が成立した。契約条件は、国内の他の動画投稿(共有)サイトと同一で、使用料の適用料率は現在、広告料金等収入の1.875%である。「YouTubeとは、昨年から契約に向け協議を続けてきた。このサイトを運営する会社はアメリカの企業なので、アメリカの著作権法の範囲内での対応を考えていたようだが、日本はそれでは済まない。違法にアップロードされた動画をどう削除するかなどを求めていたところ、「YouTube」から具体的な対応システムが提示されたため、今回合意に至った。ただ、実務的に難しい点は、曲名ではなく実演者の名前などがサイト上のキーとなることである。JASRACが管理するためには動画に含まれる楽曲名が必要となるので、現在、「YouTube」との間で楽曲を特定した報告をどう提示してもらうかを詰めているところである。アップロードの方法は一般の方と同様だが、可能であれば会員の方自身がアップロードする場合は、後々の楽曲特定に活用するため、事前に楽曲名を会務部に知らせていただきたい」
----------------ここまで----------------
以上、引用終わり。
わかったことは
・使用料の適用料率は現在、広告料金等収入の1.875%
・JASRACが管理するためには動画に含まれる楽曲名が必要
・現在、「YouTube」との間で楽曲を特定した報告をどう提示してもらうかを詰めているところ
ということだ。契約を結んだのに実務レベルではまだ始まっていなかったわけだ。会員自身がアップロードする場合は「事前に楽曲名を会務部に知らせていただきたい」って、しょぼすぎる。
もっといえばサンプリング調査の方法を詰める必要もある。そのまえに全曲報告にしろ、と強く言いたいが。
ところで質問者の「巻上公一評議員」って、もしかしてあのヒカシューの?
Youtubeとニコニコ動画で印税生活は送れるか?その3へ続く。
2009年02月05日
Youtubeとニコニコ動画で印税生活は送れるか?
最近、リアルが忙しくなって、たまにしかSecond Lifeにログインできてない。
もうちょっと暇になったらもっとインワールドに入りたいのだが、それまでこのブログをほうっておくのもなんなので、ひさびさに書いてみることにした。
今日書くのは、動画配信サイトにおける音楽のことだ。
去年10月ついにYoutubeとニコニコ動画がJASRACと著作権の包括契約を結んだ。これでe-license、JRC含めて主な著作権管理団体と著作権の契約を結んだことになる。 Second Lifeではユーザーの努力によってJASRAC管理楽曲を使えるようになったのだが、Youtubeとニコニコ動画では企業自らJASRACと契約を結んだわけで、この差は大きい。Second LifeでJASRAC管理楽曲を使う場合はユーザーが利用料を払うわけだが、Youtubeとニコニコ動画の場合、企業であるgoogleとニワンゴがJASRACに包括的に利用料を払ってくれるので、ユーザーはお金を払う必要もない。
Youtubeとニコニコ動画はユーザー数もSecond Lifeなどと違って桁違いに多いので、音楽の著作権者であるミュージシャンに還元されるお金も多いのではないだろうか。
ということはYoutubeとニコニコ動画でオリジナル曲を含む動画を作ってアップして、爆発的に再生されれば夢の印税も可能ではないだろうか。
かつてiTunes Storeで楽曲が売れるようになったときは、我々インディーズにもチャンスが訪れと喜んだものの、実際ITunes Storeで売れたのは宣伝力に勝にまさるメジャーのアーティストばかり。一部の実力派インディーズがヒットしたのには力づけられたけれど、その余波はこっちまで届かなかった。
いや大儲けなんて贅沢は言わないから、せめて音楽製作のソフトやハードを気兼ねなく買えるようにならないものか。毎年のDAWソフトのバージョンアップ料に悩むのは勘弁してほしい。
今の音楽界にとって、Youtubeとニコニコ動画は、メジャーをデビューを狙うインディーズのプロモーションの場か、嫌儲なアマチュアが金銭抜きで才能を披露する場になっている。しかし、JASRACと契約を結んだことで、インディーズのままでそこそこ収入が入るという第三の道が見えてきた。
これは名案だと思っても友人にこの話をしたら、「包括契約だろ」と一笑に付された。たしかにそのとおりで、このアイデアにはいくつか難点がある。
1.包括契約
全曲報告でないので、サンプリング期間にランクインくらい多数再生されることが必要になる。
2.著作権のみ
JASRACなどは音楽著作権管理団体だから、著作隣接件権や歌唱印税は関係ない。つまり「歌ってみた」「演奏してみた」として他人の曲をカバーしても儲かるのは作曲者、作詞者のみである。
3.著作権の委託
著作権料を得るためには、JASRAC、e-license、JRCのどれかと著作権の契約を結ぶ必要がある。
とりあえず、今思い付いたのは上記です。
まあ、自分の努力と才能を棚に置いて勝手なことを書いてますが。
なんにせよSecond Lifeで活動するミュージシャンはYoutubeとニコニコ動画で曲を公開する場合、動画がすぐ作れるという大きなアドバンテージがあることは確かだ。
Youtubeとニコニコ動画で印税生活は送れるか?その2へ続く
もうちょっと暇になったらもっとインワールドに入りたいのだが、それまでこのブログをほうっておくのもなんなので、ひさびさに書いてみることにした。
今日書くのは、動画配信サイトにおける音楽のことだ。
去年10月ついにYoutubeとニコニコ動画がJASRACと著作権の包括契約を結んだ。これでe-license、JRC含めて主な著作権管理団体と著作権の契約を結んだことになる。 Second Lifeではユーザーの努力によってJASRAC管理楽曲を使えるようになったのだが、Youtubeとニコニコ動画では企業自らJASRACと契約を結んだわけで、この差は大きい。Second LifeでJASRAC管理楽曲を使う場合はユーザーが利用料を払うわけだが、Youtubeとニコニコ動画の場合、企業であるgoogleとニワンゴがJASRACに包括的に利用料を払ってくれるので、ユーザーはお金を払う必要もない。
Youtubeとニコニコ動画はユーザー数もSecond Lifeなどと違って桁違いに多いので、音楽の著作権者であるミュージシャンに還元されるお金も多いのではないだろうか。
ということはYoutubeとニコニコ動画でオリジナル曲を含む動画を作ってアップして、爆発的に再生されれば夢の印税も可能ではないだろうか。
かつてiTunes Storeで楽曲が売れるようになったときは、我々インディーズにもチャンスが訪れと喜んだものの、実際ITunes Storeで売れたのは宣伝力に勝にまさるメジャーのアーティストばかり。一部の実力派インディーズがヒットしたのには力づけられたけれど、その余波はこっちまで届かなかった。
いや大儲けなんて贅沢は言わないから、せめて音楽製作のソフトやハードを気兼ねなく買えるようにならないものか。毎年のDAWソフトのバージョンアップ料に悩むのは勘弁してほしい。
今の音楽界にとって、Youtubeとニコニコ動画は、メジャーをデビューを狙うインディーズのプロモーションの場か、嫌儲なアマチュアが金銭抜きで才能を披露する場になっている。しかし、JASRACと契約を結んだことで、インディーズのままでそこそこ収入が入るという第三の道が見えてきた。
これは名案だと思っても友人にこの話をしたら、「包括契約だろ」と一笑に付された。たしかにそのとおりで、このアイデアにはいくつか難点がある。
1.包括契約
全曲報告でないので、サンプリング期間にランクインくらい多数再生されることが必要になる。
2.著作権のみ
JASRACなどは音楽著作権管理団体だから、著作隣接件権や歌唱印税は関係ない。つまり「歌ってみた」「演奏してみた」として他人の曲をカバーしても儲かるのは作曲者、作詞者のみである。
3.著作権の委託
著作権料を得るためには、JASRAC、e-license、JRCのどれかと著作権の契約を結ぶ必要がある。
とりあえず、今思い付いたのは上記です。
まあ、自分の努力と才能を棚に置いて勝手なことを書いてますが。
なんにせよSecond Lifeで活動するミュージシャンはYoutubeとニコニコ動画で曲を公開する場合、動画がすぐ作れるという大きなアドバンテージがあることは確かだ。
Youtubeとニコニコ動画で印税生活は送れるか?その2へ続く
2008年11月09日
VIRTUAL DJ HOME EDITIONレビュー
最近、リアルが忙しくなって、たまにしかSecond Lifeにログインできてない。
もうちょっと暇になったらもっとインワールドに入りたいのだが、それまでこのブログをほうっておくのもなんなので、ひさびさに書いてみることにした。
このブログの「検索ワード」を調べてみると「VIRTUAL DJ」が断トツに多い。このVIRTUAL DJ PROソフトウェアレビューという日記が読まれてるようで、内容はDJソフトウェアの「VIRTUAL DJ Pro」のトライアル版のレビューだ。
このたび、VIRTUAL DJ HOME EDITIONという「VIRTUAL DJ Pro」の普及版のソフトをかったので間単にレビューする。
ネット通販で購入するとシリアルナンバーがメールで送られるので、起動時に入力。
これが起動画面。
BPMを自動でカウントして、シンクするなどの基本機能はVIRTUAL DJ PROとまったく同じですばらしい。
しかしVIRTUAL DJ PROと同じく日本語が文字化けしてしまう。
ビデオをフルスクリーンにしようとすると、VIRTUAL DJ PROはサポートしてるが、HOME EDITIONはサポート外だよ、と警告をうける。でも私はビデオ機能はまったく使わないので問題なし。
入出力の設定画面。VIRTUAL DJ PROは入力インターフェイスをサポートしているが、HOME EDITIONはサポートしてないので、INPUTは選べない。
個人的にとても気になるインターネット配信機能は、shoutcastかicecastが選べる。
MP3で配信するなら別途lameエンコーダを入手する必要あり。
試しにインターネット配信できるか、「ねとらじ」で試してみたら、エラー発生。Icecast(OGG)のエンコーダーが合わなかったようだ。これで配信できると「ねとらじ」経由でSecond Lifeに配信するときとても便利なのだが、残念。
どうしてもVIRTUAL DJ HOME EDITIONで「ねとらじ」を使いたければ、VIRTUAL DJ HOME EDITION+Winamp+Shoutcast DSPの組み合わせでやるしかないか。めんどうくさい。
でも普通にクラブで使う分にはべつに問題ない。
最後にまとめ。
ライバル的ソフトのTraktor Proは¥27,800 くらいで日本語に対応していることを考えると、あえて$299のVIRTUAL DJ PROを買う意味はないだろう。
ちなみにTraktor Proの廉価版Traktor LEはバンドルのみで単独販売してないし、フリーのBEATPORT SYNCは低機能すぎる。
ということを考えると、VIRTUAL DJ HOME EDITIONはたったの$49なので、手軽にDJしたい場合買って損はないと思う。
もうちょっと暇になったらもっとインワールドに入りたいのだが、それまでこのブログをほうっておくのもなんなので、ひさびさに書いてみることにした。
このブログの「検索ワード」を調べてみると「VIRTUAL DJ」が断トツに多い。このVIRTUAL DJ PROソフトウェアレビューという日記が読まれてるようで、内容はDJソフトウェアの「VIRTUAL DJ Pro」のトライアル版のレビューだ。
このたび、VIRTUAL DJ HOME EDITIONという「VIRTUAL DJ Pro」の普及版のソフトをかったので間単にレビューする。
ネット通販で購入するとシリアルナンバーがメールで送られるので、起動時に入力。
これが起動画面。
BPMを自動でカウントして、シンクするなどの基本機能はVIRTUAL DJ PROとまったく同じですばらしい。
しかしVIRTUAL DJ PROと同じく日本語が文字化けしてしまう。
ビデオをフルスクリーンにしようとすると、VIRTUAL DJ PROはサポートしてるが、HOME EDITIONはサポート外だよ、と警告をうける。でも私はビデオ機能はまったく使わないので問題なし。
入出力の設定画面。VIRTUAL DJ PROは入力インターフェイスをサポートしているが、HOME EDITIONはサポートしてないので、INPUTは選べない。
個人的にとても気になるインターネット配信機能は、shoutcastかicecastが選べる。
MP3で配信するなら別途lameエンコーダを入手する必要あり。
試しにインターネット配信できるか、「ねとらじ」で試してみたら、エラー発生。Icecast(OGG)のエンコーダーが合わなかったようだ。これで配信できると「ねとらじ」経由でSecond Lifeに配信するときとても便利なのだが、残念。
どうしてもVIRTUAL DJ HOME EDITIONで「ねとらじ」を使いたければ、VIRTUAL DJ HOME EDITION+Winamp+Shoutcast DSPの組み合わせでやるしかないか。めんどうくさい。
でも普通にクラブで使う分にはべつに問題ない。
最後にまとめ。
ライバル的ソフトのTraktor Proは¥27,800 くらいで日本語に対応していることを考えると、あえて$299のVIRTUAL DJ PROを買う意味はないだろう。
ちなみにTraktor Proの廉価版Traktor LEはバンドルのみで単独販売してないし、フリーのBEATPORT SYNCは低機能すぎる。
ということを考えると、VIRTUAL DJ HOME EDITIONはたったの$49なので、手軽にDJしたい場合買って損はないと思う。
2008年10月29日
オーラルヴァンパイアの第4弾ライブ
最近リアルが忙しくて、まったくSecond Lifeにインできていなかったのだが、これだけは見逃せない、10月17日(金)にオーラルヴァンパイアの第4弾ライブを見てきた。
ライブは打ち込みにボーカルのオケを流すスタイルで、MCもこなれておもしろかった。
もう4回目なのでトラブルもなく、と思ったら、Tシャツの抽選の動画配信がうまくいかない。それでも根気よく待つセカンドライブのお客さんたち。お客のほうがトラブルに慣れたようだ。
会場ではオーラルヴァンパイアのライブを見るために、初めてSecond Lifeにログインした人もちらほら。これは良い傾向だと思った。こうしてユーザーが徐々に増えればいい。
オーラルヴァンパイアの楽曲はiTunes Storeでの配信が決まったそうだ。(meltingdotsの人はiTunes Music Storeと言っていたが、何年前の名称だ。)
リアルではゲームショーやハロウィーンの大型イベントにも出て、メジャーデビューも間近と思うが、有名になってもSecond Life住民のことを覚えていてほしい。
ライブは打ち込みにボーカルのオケを流すスタイルで、MCもこなれておもしろかった。
もう4回目なのでトラブルもなく、と思ったら、Tシャツの抽選の動画配信がうまくいかない。それでも根気よく待つセカンドライブのお客さんたち。お客のほうがトラブルに慣れたようだ。
会場ではオーラルヴァンパイアのライブを見るために、初めてSecond Lifeにログインした人もちらほら。これは良い傾向だと思った。こうしてユーザーが徐々に増えればいい。
オーラルヴァンパイアの楽曲はiTunes Storeでの配信が決まったそうだ。(meltingdotsの人はiTunes Music Storeと言っていたが、何年前の名称だ。)
リアルではゲームショーやハロウィーンの大型イベントにも出て、メジャーデビューも間近と思うが、有名になってもSecond Life住民のことを覚えていてほしい。
タグ :ミュージック
2008年08月31日
Back to Real vol.02やらブルラビ閉鎖やら
8/29(金) 24:00を持って、未来創造実験都市[Blue Ravine] - Eternal Garden - が閉鎖されてしまった。ブログでは「諸般の事情により、SIMを管理・維持していくのが困難になった為」と書かれていたが、ビジネスとして成り立たなかったから撤退したのだろう。
Blue Ravineといえば、THiRD-iというHUDを開発していたり、エスエルスタイルマガジンというポータルを開設していたり、Club Vital Staffなどのクラブに場所を提供していたり、本気でSecond Lifeと取り組んでいたウルフプロモーションのSIMだった。流行にのってSIMを作った企業が撤退するのは仕方ないが、本気でやっていた企業が撤退するのはなんとも残念だし、Second Lifeバブル崩壊もここまで来たかという気がする。単なるユーザの感想なので内部でどうなってるかはわからないけど。
幸いにしてClub Vital StaffはAbleseedに移転し、South Blue Cafeはシエスタカフェと名前を変えて、FS City SIMに移転できたのはよかった。
ちなみに上のSSは8月中ごろに在りし日のClub Vital Staffで行われたリアルとSLを結びつけるイベント「Back to Real vol.02」。
さらにセカンドライフ ファッション ポータル [slasty]もslmameから撤退し、ムービーの更新が止まっているし、そんな不景気な話が増えてきた。
あのメルティングドッツだって、社長のインタビューを読んでたら、「Second Lifeの立役者」から「アバター企業」へなるそうだ。
ガードナー予測によれば、「Second Life」などのメタバースは、今は過剰な宣伝に苦しんでいるが、長期的には、「より広範な利益共同体をサポート、構築するための重要なメディアチャネルになる」そうだから、ここ一年ぐらいを持ちこたえれば、上昇すると思うが、そのときには企業利用とか何かもっとメタバースに適した利用法が見つかってるだろう。
ていうか、私自身もリアルが忙しくてSecond Lifeにインできてないなあ。
Blue Ravineといえば、THiRD-iというHUDを開発していたり、エスエルスタイルマガジンというポータルを開設していたり、Club Vital Staffなどのクラブに場所を提供していたり、本気でSecond Lifeと取り組んでいたウルフプロモーションのSIMだった。流行にのってSIMを作った企業が撤退するのは仕方ないが、本気でやっていた企業が撤退するのはなんとも残念だし、Second Lifeバブル崩壊もここまで来たかという気がする。単なるユーザの感想なので内部でどうなってるかはわからないけど。
幸いにしてClub Vital StaffはAbleseedに移転し、South Blue Cafeはシエスタカフェと名前を変えて、FS City SIMに移転できたのはよかった。
ちなみに上のSSは8月中ごろに在りし日のClub Vital Staffで行われたリアルとSLを結びつけるイベント「Back to Real vol.02」。
さらにセカンドライフ ファッション ポータル [slasty]もslmameから撤退し、ムービーの更新が止まっているし、そんな不景気な話が増えてきた。
あのメルティングドッツだって、社長のインタビューを読んでたら、「Second Lifeの立役者」から「アバター企業」へなるそうだ。
ガードナー予測によれば、「Second Life」などのメタバースは、今は過剰な宣伝に苦しんでいるが、長期的には、「より広範な利益共同体をサポート、構築するための重要なメディアチャネルになる」そうだから、ここ一年ぐらいを持ちこたえれば、上昇すると思うが、そのときには企業利用とか何かもっとメタバースに適した利用法が見つかってるだろう。
ていうか、私自身もリアルが忙しくてSecond Lifeにインできてないなあ。
2008年08月15日
ダレットワールドに入ってみた
ダレットワールドというメタバースで『THE CLOUDS』(ザ・クラウズ)というクラブが7月にオープンしたそうなのでおくればせながら入って見た。
まずクライアントをインストールしようとするといきなりエラーメッセージ。
どうやらDirectXがたりないようなので追加でインストール。
最初にログインするとおきまりのアバター作成。ダレットワールドのアバターは平べったいのが特徴。
アバター作成後、最初に訪れるところ。NPCが随所にいて情報をくれる。移動はテレポートや飛行はできず、徒歩か電車で移動。全体的にゲームっぽい。
目的の『THE CLOUDS』(ザ・クラウズ)というクラブを見つけるのに四苦八苦。ユーザー数も少なく、めったにだれも見掛けない。探すのもゲームだと思って楽しむしかない。『THE CLOUDS』の場所のヒントはDMCの横。
『THE CLOUDS』(ザ・クラウズ)ではStudio Apartmentの音楽が流れていた。Studio Apartmentは大好きなのだが、無人でループしてるだけなので、すぐ飽きてしまった。自分でDJやライブができるほどのシステムの自由度もない。ゲームとして楽しむにはいいかもしれないが、それ以上ではないなというのが正直な感想だ。
まずクライアントをインストールしようとするといきなりエラーメッセージ。
どうやらDirectXがたりないようなので追加でインストール。
最初にログインするとおきまりのアバター作成。ダレットワールドのアバターは平べったいのが特徴。
アバター作成後、最初に訪れるところ。NPCが随所にいて情報をくれる。移動はテレポートや飛行はできず、徒歩か電車で移動。全体的にゲームっぽい。
目的の『THE CLOUDS』(ザ・クラウズ)というクラブを見つけるのに四苦八苦。ユーザー数も少なく、めったにだれも見掛けない。探すのもゲームだと思って楽しむしかない。『THE CLOUDS』の場所のヒントはDMCの横。
『THE CLOUDS』(ザ・クラウズ)ではStudio Apartmentの音楽が流れていた。Studio Apartmentは大好きなのだが、無人でループしてるだけなので、すぐ飽きてしまった。自分でDJやライブができるほどのシステムの自由度もない。ゲームとして楽しむにはいいかもしれないが、それ以上ではないなというのが正直な感想だ。
2008年07月27日
オーラルヴァンパイアの第3弾ライブ
7月25日にオーラルヴァンパイアのAkiba SIMでのライブを見てきた。これがオーラルヴァンパイアのSecond Lifeでの第3弾ライブとなる。
今回はストリーミングサーバの調子が悪く、何回も同じ曲が再生されたりと不具合があり、途中で中断されたのが残念だった。
SIMが重いのは毎度のことでリンデンラボの責任だが、ストリーミングサーバーの不具合はMeltingdotsの責任だろう。
しかしMCやチャット、動きは面白く、ライブ自体はこなれてきて面白かった。
いままでSecond Life内で有名になったバンドやミュージシャンがいても、Second Life内とまりだったから、オーラルヴァンパイアには、Second Lifeからリアルのメジャーレーベルに進出する先例となってほしい。
↓オーラルヴァンパイアの2人
そして27日は、リアルで、「オーラルバンパイア」のエキゾチカさん、レイブマンさんとFM西東京で会ってきた。
いつも仮面をつけている謎のレイブマンさんに、美貌の吸血ボーカルのエキゾチカさんを迎えて、いつもより緊張した。
オーラルバンパイアが以下の日程でラジオ出演するので、お楽しみに。
2008年9月4日
2008年9月18日
2008年10月2日
2008年10月16日
2008年10月30日
FM西東京の電波が届かない人たちのため、生放送に遅れてポッドキャストもやっているのでご心配なく。
今はシンガーソングライターの山本吉隆さんが出演した回を配信中です。
http://teknohauswt-fm842mhz.cocolog-nifty.com/podcast/elektels_lounge/index.html
今回はストリーミングサーバの調子が悪く、何回も同じ曲が再生されたりと不具合があり、途中で中断されたのが残念だった。
SIMが重いのは毎度のことでリンデンラボの責任だが、ストリーミングサーバーの不具合はMeltingdotsの責任だろう。
しかしMCやチャット、動きは面白く、ライブ自体はこなれてきて面白かった。
いままでSecond Life内で有名になったバンドやミュージシャンがいても、Second Life内とまりだったから、オーラルヴァンパイアには、Second Lifeからリアルのメジャーレーベルに進出する先例となってほしい。
↓オーラルヴァンパイアの2人
そして27日は、リアルで、「オーラルバンパイア」のエキゾチカさん、レイブマンさんとFM西東京で会ってきた。
いつも仮面をつけている謎のレイブマンさんに、美貌の吸血ボーカルのエキゾチカさんを迎えて、いつもより緊張した。
オーラルバンパイアが以下の日程でラジオ出演するので、お楽しみに。
2008年9月4日
2008年9月18日
2008年10月2日
2008年10月16日
2008年10月30日
FM西東京の電波が届かない人たちのため、生放送に遅れてポッドキャストもやっているのでご心配なく。
今はシンガーソングライターの山本吉隆さんが出演した回を配信中です。
http://teknohauswt-fm842mhz.cocolog-nifty.com/podcast/elektels_lounge/index.html
2008年07月15日
googleのメタバース「Lively」
あのgoogleが「Lively」というメタバースを公開して話題になっている。
LivelyははたしてSecond Lifeを越えたのか。
気になってしかたがないのでさっそく試してみた。
基本的な方法は【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第20回「Lively」 あたりを見てもらうことにして、メディア系の機能を調べてみる。
・まず、「Lively」からクライアントをダウンロードしてインストールする。
・つづいてログインするのだが、これはgoogleのアカウントと共通なのだ。今後、googleの各機能とマッシュアップするのだろう。
・Livelyはブラウザ(IEとFirefox)のプラグインとして動くのでお手軽。別ウィンドウにしてサイズも変えられる。
・料金は無料なので体験するのにも抵抗感がない。でもLivelyにはバーチャルマネーがないのは物足りない。
LivelyははたしてSecond Lifeを越えたのか。
気になってしかたがないのでさっそく試してみた。
基本的な方法は【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第20回「Lively」 あたりを見てもらうことにして、メディア系の機能を調べてみる。
・まず、「Lively」からクライアントをダウンロードしてインストールする。
・つづいてログインするのだが、これはgoogleのアカウントと共通なのだ。今後、googleの各機能とマッシュアップするのだろう。
・Livelyはブラウザ(IEとFirefox)のプラグインとして動くのでお手軽。別ウィンドウにしてサイズも変えられる。
・料金は無料なので体験するのにも抵抗感がない。でもLivelyにはバーチャルマネーがないのは物足りない。
・Livelygはルーム制なので、最初から各ユーザに土地と部屋がある。これはSIM制のSecond Lifeと違って実にお手軽。しかし各ルームがリンクできないのはちょっとどうか。
・ルームには家具が着いていて選んでおくだけで部屋の模様替えも簡単。しかしオブジェクトが作れないことがわかってがっかり。
・音楽はアップロード式のようだ。これは初心者にはやさしい方法といえる。でもストリーミング式がサポートされてないので、ライブはできない。
結論としては、今のところLivelyはSecond Lifeを越えてはいないし、私もLivelyに乗り換える気にはならなかった。
しかしまだβ版なので、今後バージョンアップして機能が追加されれば、Second Lifeを脅かす存在になる可能性は十分ありそうだ。
タグ :メタバース
2008年07月07日
electrogram NITROを見た
今年の1月に開催された、Second Lifeのエレクトロニカ系アーティストZEROなどが出演したライブイベント「electrogram」の第2弾が7月4日(金)、5日(土)に開かれた。
今回は出演アーティスト計7組に増えて、「7月4日(金)RED SIDE」と「7月5日(土)BLACK SIDE」の2日間と盛りだくさん。
しかし、4日は私のリアルの都合が悪く、「RED SIDE」の出演アーティストのRMO、Forbidden、ElectroMelody、ZEROのライブを見られず、がっくり。結局、ForbiddenとElectroMelodyってなんだったの?気になるー。YouTubeあたりにビデオはないか?
5日の「BLACK SIDE」はしっかり見てきた。出演アーティストはYaz Rockett、KOBIKI-Z、The BlackStripesの3組。
今回の場所、「ASUKA GRAND CROSS」内のCLUB雷神特設ステージはよく作られていた。ナレーションも飽きさせなかった。
お客さんも多く、かなり重かったり、音が途中で出なくなったり、チャットが見えなくなったりしたが、前回のようにSIM落ちすることがなくてよかった。
アーティストが自らやっているのが素晴らしく、内容もおもしろいのでまたやって欲しい。
Yaz Rockett
KOBIKI-Zのmasa Homewoodさんとmatsuken Kiddさん
The BlackStripes
ラストは全員で登場
今回は出演アーティスト計7組に増えて、「7月4日(金)RED SIDE」と「7月5日(土)BLACK SIDE」の2日間と盛りだくさん。
しかし、4日は私のリアルの都合が悪く、「RED SIDE」の出演アーティストのRMO、Forbidden、ElectroMelody、ZEROのライブを見られず、がっくり。結局、ForbiddenとElectroMelodyってなんだったの?気になるー。YouTubeあたりにビデオはないか?
5日の「BLACK SIDE」はしっかり見てきた。出演アーティストはYaz Rockett、KOBIKI-Z、The BlackStripesの3組。
今回の場所、「ASUKA GRAND CROSS」内のCLUB雷神特設ステージはよく作られていた。ナレーションも飽きさせなかった。
お客さんも多く、かなり重かったり、音が途中で出なくなったり、チャットが見えなくなったりしたが、前回のようにSIM落ちすることがなくてよかった。
アーティストが自らやっているのが素晴らしく、内容もおもしろいのでまたやって欲しい。
Yaz Rockett
KOBIKI-Zのmasa Homewoodさんとmatsuken Kiddさん
The BlackStripes
ラストは全員で登場
タグ :ライブ
2008年07月04日
『ムービーモードマガジンSLastyNo.009』に楽曲提供
セカンドライフのファッションポータルサイトSLastyが作成したムービーモードマガジン『SLasty』9号に楽曲を提供しました。
ポップなピアノのリフにパーカッションを使ったリズムとボコーダーを大胆にフィーチャーしたハウス“Metaverse Tribe”を、ムービーモードマガジン『SLasty』9号の(前半の)BGMとして、Ueken Kidd名義で提供したので、ぜひチェックしてみてください。
ポップなピアノのリフにパーカッションを使ったリズムとボコーダーを大胆にフィーチャーしたハウス“Metaverse Tribe”を、ムービーモードマガジン『SLasty』9号の(前半の)BGMとして、Ueken Kidd名義で提供したので、ぜひチェックしてみてください。
タグ :ミュージック
2008年07月03日
thesixtyoneに曲をアップしてみた
「thesixtyone」という音楽配信サイトをこのブログで知った。
基本は、ミュージシャンが投稿した楽曲をユーザーが評価するサイトなのだけれど、Second Lifeで活動しているミュージシャンも結構登録している。
おもしろそうなので私も登録してみることにした。
最初は、thesixtyoneのトップを開く。
そして画面上部の「free account | forgot password? 」をクリックする。
次にartistをチェックする。
必要事項を入力して、Joinをクリックする。
まずは、Change Profile Photoをクリックする。
そして写真を選択する。
曲ファイルを選択する。
情報を入力する。
バイオグラフィーなどを入力する。
そして完成したのがUeken Kidd – music at thesixtyone。
良い点
・Second Lifeユーザが多い。
・評価されるとポイントがアップするというゲーム性がある。
・人気がでればアップできる数も増える。
・ストリーミングとダウンロードが選択できる。
悪い点
・日本語化されていない。
・日本ではマイナーなので日本人のユーザもほとんどいない。
・楽曲販売もあるがAmazonまかせ。
たしかに曲を評価するのは楽しいけど、thesixtyoneに限らず楽曲配信サイトはたくさんある。
たとえばpodcastとの連携が強力なPodsafe Musicや、圧倒的なユーザ数を誇るmyspaceなどある中で、あえてthesixtyoneを選のは、Second Lifeユーザが多いという点だけかもなあ。
基本は、ミュージシャンが投稿した楽曲をユーザーが評価するサイトなのだけれど、Second Lifeで活動しているミュージシャンも結構登録している。
おもしろそうなので私も登録してみることにした。
最初は、thesixtyoneのトップを開く。
そして画面上部の「free account | forgot password? 」をクリックする。
次にartistをチェックする。
必要事項を入力して、Joinをクリックする。
まずは、Change Profile Photoをクリックする。
そして写真を選択する。
曲ファイルを選択する。
情報を入力する。
バイオグラフィーなどを入力する。
そして完成したのがUeken Kidd – music at thesixtyone。
良い点
・Second Lifeユーザが多い。
・評価されるとポイントがアップするというゲーム性がある。
・人気がでればアップできる数も増える。
・ストリーミングとダウンロードが選択できる。
悪い点
・日本語化されていない。
・日本ではマイナーなので日本人のユーザもほとんどいない。
・楽曲販売もあるがAmazonまかせ。
たしかに曲を評価するのは楽しいけど、thesixtyoneに限らず楽曲配信サイトはたくさんある。
たとえばpodcastとの連携が強力なPodsafe Musicや、圧倒的なユーザ数を誇るmyspaceなどある中で、あえてthesixtyoneを選のは、Second Lifeユーザが多いという点だけかもなあ。
タグ :音楽配信
2008年06月29日
オーラルヴァンパイアの第2弾ライブ
7月27日にオーラルヴァンパイアのKadokawa 2 SIMでのライブを見てきた。5月30日にAvax Islandでライブをやっているので、これがSecond Lifeでの第2弾ライブとなる。
今回も人数が多すぎてSIMが重かったり、スタートが告知よりもすこーしばかり遅かったりしたが、ライブは格段に進歩していた。
ボイスチャットでMCをして、土地の映像設定で音楽を流していたので、両方ともOFFにしていた私は最初まったく音が聞こえずあせった。
AvexとMeltingdotsがついていながらちょっと手際が悪かったか。
しかし4,5曲やった曲はテクノでかっこよく、ステージの雰囲気もゴスっぽい感じになっており、怖そうな外見とはうらはらにおちゃめな二人のMCも面白かった。
さらにKadokawa 2 SIMでライブをすれば、リスナーのブログによる宣伝効果だけでなくVirtal Walkerとの連動も可能だからそこは頭いいと思った。
↓オーラルヴァンパイアの2人
↓ライブ会場にいる自分!
↓元画像はここ
http://www.avexisland.com/weblog/2008/06/second_live2_aural_vampire.php
今回も人数が多すぎてSIMが重かったり、スタートが告知よりもすこーしばかり遅かったりしたが、ライブは格段に進歩していた。
ボイスチャットでMCをして、土地の映像設定で音楽を流していたので、両方ともOFFにしていた私は最初まったく音が聞こえずあせった。
AvexとMeltingdotsがついていながらちょっと手際が悪かったか。
しかし4,5曲やった曲はテクノでかっこよく、ステージの雰囲気もゴスっぽい感じになっており、怖そうな外見とはうらはらにおちゃめな二人のMCも面白かった。
さらにKadokawa 2 SIMでライブをすれば、リスナーのブログによる宣伝効果だけでなくVirtal Walkerとの連動も可能だからそこは頭いいと思った。
↓オーラルヴァンパイアの2人
↓ライブ会場にいる自分!
↓元画像はここ
http://www.avexisland.com/weblog/2008/06/second_live2_aural_vampire.php
2008年06月02日
オーラルヴァンパイアのライブを見た
以前、渋谷のライブハウスなどで見たことがあるオーラルヴァンパイアが5月30日にインワールドでライブをすることを知って、見に行った。
曲も少なくMCもなくあっというまに終わってしまった感じだが、ゴスな雰囲気、ボーカル&打ち込みというメンバー構成、テクノな楽曲はSecond Lifeに向いていると思った。
しかしメジャーレーベルでSecond Lifeに進出しても放置しっぱなしが多い中、Avexだけが唯一Second Lifeを活用できているのではないか。
SIMでライブをしても50人程度しか参加できないが、参加者がブログに書けば何倍もの宣伝効果がある。と思ったから日記に書いてみた。
↓下記ライブ画像の観客席の中央奥に自分を発見!(白いスーツにオレンジのシャツの男)
↓元画像はここ
http://photozou.jp/photo/photo_only/187944/9646126?size=800
フォトギャラリー集 MODE×Aural Vampireスペシャルライブ!!
http://www.avexisland.com/weblog/2008/05/530.php
曲も少なくMCもなくあっというまに終わってしまった感じだが、ゴスな雰囲気、ボーカル&打ち込みというメンバー構成、テクノな楽曲はSecond Lifeに向いていると思った。
しかしメジャーレーベルでSecond Lifeに進出しても放置しっぱなしが多い中、Avexだけが唯一Second Lifeを活用できているのではないか。
SIMでライブをしても50人程度しか参加できないが、参加者がブログに書けば何倍もの宣伝効果がある。と思ったから日記に書いてみた。
↓下記ライブ画像の観客席の中央奥に自分を発見!(白いスーツにオレンジのシャツの男)
↓元画像はここ
http://photozou.jp/photo/photo_only/187944/9646126?size=800
フォトギャラリー集 MODE×Aural Vampireスペシャルライブ!!
http://www.avexisland.com/weblog/2008/05/530.php
2008年05月11日
Second Lifeにおける音楽著作権その4
Second Lifeにおける音楽著作権その3の続きです。
前回、Second Lifeにおける音楽著作権についてJASRACに質問してみたのだが、謎は深まるばかりなので、さらに質問してみた。
以下はその質問と回答と感想。
■質問1
外国人も多数訪れる可能性のあるメインランドSIMにはライセンスは発行しないと考えてよいでしょうか。
■JASRAC回答1
はい。
メインランドに対しては許諾を行っておりません。
# 何?メインランドには許諾を出してないの?
# ということはメインランドに土地を買いスタジオ建設中のときに買った、メインランドの土地は無意味(泣)?さっそく売りに出そう。
■質問2
Second Life上で音楽を配信する場合の著作権使用料は、商用配信と非商用配信の区別はあるとのことですが、ストリーム配信と同様に考えるとSecond Lifeの配信の使用料は以下のようでしょうか。
・商用配信
年額50,000円(1年未満の場合1ヶ月@5,000円)、
・非商用配信
1.個人
9曲以上の配信年額10,000円(1年未満の場合1ヶ月@1,000円)、
2.教育機関
9曲以上の配信は年額20,000円(1年未満の場合1ヶ月@2,000円)、
3.1、2以外(地方自治体、非営利団体、サークルなど)
9曲以上の配信は年額20,000円(1年未満の場合1ヶ月@2,000円)、
■JASRAC回答2
非営利団体、任意のグループ等「一般」の区分に該当する場合は、利用曲数にかかわらず年額30,000円(月額3,000円)です。
情報料および広告料等収入がないという前提であれば、残りの区分についてはご認識のとおりです。
# 結局、非商用配信の個人は1ヶ月@1,000円払えばいいのか。これは意外と安いと言えるかもしれない。
■質問3
Second Lifeの音楽配信はインタラクティブ配信の使用料規程が適用されるとのことですが、以下の場合は誰がいくら使用料を払うことになりますか。
前提としていずれも下記条件を満たしているとします。
・日本法人、日本在住の方が行う配信
・日本人居住区等、日本向けと考えられるSIMでの利用
・国内楽曲の配信
・ケース1
あるSecond Lifeのクラブのオーナーがクラブで音楽を流そうとしている。
つまりオーナーAさんはストリーミング配信サーバから楽曲を配信し、
自分のクラブがある土地にストリーミングオーディオURLを設定し、
ユーザーBさんがその音楽を聴いている。
設定法は下記参照。
http://help.secondlife.com/jp/guides/streamingmedia.php
この場合、オーナーAさんが年額50,000円(1年未満の場合1ヶ月@5,000円)を
払えばよく、ユーザBさんは払う必要はないでしょうか。
・ケース2
あるDJがネットラジオで音楽をストリーミング配信しており、
Second Lifeのクラブのオーナーがそのネットラジオをクラブで聴かせよう
としている。
つまりDJのAさんがネットラジオで音楽をストリーミング配信しており、
クラブBのオーナーBさんは土地にそのストリーミングオーディオURLを
設定し、ユーザーCさんがその音楽を聴いている。
この場合、DJのAさんが年額50,000円(1年未満の場合1ヶ月@5,000円)
を払えばよく、オーナーBさんとユーザーCさんは払う必要はないでしょうか。
・ケース3
あるSecond Lifeのクラブのオーナーが複数の他人のクラブを中継して
音楽イベントを配信しようとしている。
つまりオーナーAさんはストリーミング配信サーバから楽曲を配信し、
自分のクラブがある土地にストリーミングオーディオURLを設定し、
クラブBのオーナーBさんもそのストリーミングオーディオURLを設定し、
クラブCのオーナーCさんもそのストリーミングオーディオURLを設定し、
各クラブの各ユーザーが楽曲を聴いている。
この場合、オーナーAさんが年額50,000円(1年未満の場合1ヶ月@5,000円)
を払えばよく、オーナーBさんとオーナーCさんと各ユーザは払う必要は
ないでしょうか。
■JASRAC回答3
・ケース1
手続きは音楽の配信主体となる方(今回の場合はAさん)からいただくことになります。
サービスを受ける側のBさんは使用料を払う必要はありません。
・ケース2
ストリーミングオーディオURLをリンクさせ音楽を利用しているのはBさんになるため、セカンドライフ内での利用についてはBさんからの手続きが必要です。
これとは別にリンク元であるインターネットラジオそのものについてはAさんからの手続きが必要です。
・ケース3
オーナーBさんおよびCさんもお支払いが必要です。
ケース1の回答は予想通り。当然だろう。
しかしケース2の回答は予想外だった。ネットラジオをセカンドライフで流しているだけの人からも金を取るのか。
ケース3も厳しい回答といえる。プロのミュージシャンの(JASRAC委託の)ライブを多くのSIMで中継しようとする場合、この規定を厳密に適用しようとすると、すごくお金がかかることになる。
ここまででひとまず音楽著作権については、わかってきた。
つぎは著作隣接権のほうだ。
というわけでまだまだ続きます。
前回、Second Lifeにおける音楽著作権についてJASRACに質問してみたのだが、謎は深まるばかりなので、さらに質問してみた。
以下はその質問と回答と感想。
■質問1
外国人も多数訪れる可能性のあるメインランドSIMにはライセンスは発行しないと考えてよいでしょうか。
■JASRAC回答1
はい。
メインランドに対しては許諾を行っておりません。
# 何?メインランドには許諾を出してないの?
# ということはメインランドに土地を買いスタジオ建設中のときに買った、メインランドの土地は無意味(泣)?さっそく売りに出そう。
■質問2
Second Life上で音楽を配信する場合の著作権使用料は、商用配信と非商用配信の区別はあるとのことですが、ストリーム配信と同様に考えるとSecond Lifeの配信の使用料は以下のようでしょうか。
・商用配信
年額50,000円(1年未満の場合1ヶ月@5,000円)、
・非商用配信
1.個人
9曲以上の配信年額10,000円(1年未満の場合1ヶ月@1,000円)、
2.教育機関
9曲以上の配信は年額20,000円(1年未満の場合1ヶ月@2,000円)、
3.1、2以外(地方自治体、非営利団体、サークルなど)
9曲以上の配信は年額20,000円(1年未満の場合1ヶ月@2,000円)、
■JASRAC回答2
非営利団体、任意のグループ等「一般」の区分に該当する場合は、利用曲数にかかわらず年額30,000円(月額3,000円)です。
情報料および広告料等収入がないという前提であれば、残りの区分についてはご認識のとおりです。
# 結局、非商用配信の個人は1ヶ月@1,000円払えばいいのか。これは意外と安いと言えるかもしれない。
■質問3
Second Lifeの音楽配信はインタラクティブ配信の使用料規程が適用されるとのことですが、以下の場合は誰がいくら使用料を払うことになりますか。
前提としていずれも下記条件を満たしているとします。
・日本法人、日本在住の方が行う配信
・日本人居住区等、日本向けと考えられるSIMでの利用
・国内楽曲の配信
・ケース1
あるSecond Lifeのクラブのオーナーがクラブで音楽を流そうとしている。
つまりオーナーAさんはストリーミング配信サーバから楽曲を配信し、
自分のクラブがある土地にストリーミングオーディオURLを設定し、
ユーザーBさんがその音楽を聴いている。
設定法は下記参照。
http://help.secondlife.com/jp/guides/streamingmedia.php
この場合、オーナーAさんが年額50,000円(1年未満の場合1ヶ月@5,000円)を
払えばよく、ユーザBさんは払う必要はないでしょうか。
・ケース2
あるDJがネットラジオで音楽をストリーミング配信しており、
Second Lifeのクラブのオーナーがそのネットラジオをクラブで聴かせよう
としている。
つまりDJのAさんがネットラジオで音楽をストリーミング配信しており、
クラブBのオーナーBさんは土地にそのストリーミングオーディオURLを
設定し、ユーザーCさんがその音楽を聴いている。
この場合、DJのAさんが年額50,000円(1年未満の場合1ヶ月@5,000円)
を払えばよく、オーナーBさんとユーザーCさんは払う必要はないでしょうか。
・ケース3
あるSecond Lifeのクラブのオーナーが複数の他人のクラブを中継して
音楽イベントを配信しようとしている。
つまりオーナーAさんはストリーミング配信サーバから楽曲を配信し、
自分のクラブがある土地にストリーミングオーディオURLを設定し、
クラブBのオーナーBさんもそのストリーミングオーディオURLを設定し、
クラブCのオーナーCさんもそのストリーミングオーディオURLを設定し、
各クラブの各ユーザーが楽曲を聴いている。
この場合、オーナーAさんが年額50,000円(1年未満の場合1ヶ月@5,000円)
を払えばよく、オーナーBさんとオーナーCさんと各ユーザは払う必要は
ないでしょうか。
■JASRAC回答3
・ケース1
手続きは音楽の配信主体となる方(今回の場合はAさん)からいただくことになります。
サービスを受ける側のBさんは使用料を払う必要はありません。
・ケース2
ストリーミングオーディオURLをリンクさせ音楽を利用しているのはBさんになるため、セカンドライフ内での利用についてはBさんからの手続きが必要です。
これとは別にリンク元であるインターネットラジオそのものについてはAさんからの手続きが必要です。
・ケース3
オーナーBさんおよびCさんもお支払いが必要です。
ケース1の回答は予想通り。当然だろう。
しかしケース2の回答は予想外だった。ネットラジオをセカンドライフで流しているだけの人からも金を取るのか。
ケース3も厳しい回答といえる。プロのミュージシャンの(JASRAC委託の)ライブを多くのSIMで中継しようとする場合、この規定を厳密に適用しようとすると、すごくお金がかかることになる。
ここまででひとまず音楽著作権については、わかってきた。
つぎは著作隣接権のほうだ。
というわけでまだまだ続きます。
2008年05月06日
Second Lifeにおける音楽著作権その3
Second Lifeにおける音楽著作権その2の続きです。
Second Lifeにおける音楽著作権についてはすでに2回書いたのだが、その後、様子見の状態だったので再始動することにした。
セミナーに出たり、雑誌の記事を読んだりして、それなりに知識はついたのだが、正直言ってまだ頭の中は疑問符だらけだ。わからないことは直接聞くしかないとばかりに、思い切ってJASRACに質問してみた。
以下はその質問と回答と感想。
■質問1
現状、Second Life上で音楽を配信する場合の著作権使用については、最低月額が5000円、もしくは年額5万円で、日本の楽曲に限るということで間違いないでしょうか。その他に注意点はありますか。
■JASRAC回答1
セカンドライフ内での利用については、現在のところ
・日本法人、日本在住の方が行う配信
・日本人居住区等、日本向けと考えられるSIMでの利用
・国内楽曲の配信
であることを前提に、JASRACのライセンスを発行しています。
# 『日本向けと考えられるSIMでの利用』ということはメインランドではだめなのか?
■質問2
Second Life上で音楽を配信する場合の著作権使用料は、商用配信と非商用配信の区別はないのでしょうか。
■JASRAC回答2
あります。
非商用配信で許諾を行っている実例もございます。
# 『あります』ってことは『最低月額が5000円、もしくは年額5万円』以外の料金があるのか?
# この『非商用配信で許諾を行っている実例』ってのは、井戸アバター対談 第五回 vs Hiroto Nishi読むかぎりでは、きっとHiroto Nishiさんのことだろう。
■質問3
Second Life内のバーチャル店舗でBGMとして音楽を使う場合の著作権使用料は、「BGM使用料規定」に該当しますか。
■JASRAC回答3
いいえ。
インタラクティブ配信の使用料規程が適用されます。
店舗等営利企業が収入を得ずに行う配信であれば、年額50,000円
(月額5,000円)が適用されます。
# もし「BGM使用料規定」が適用されるのならば、店舗などの面積500平方メートルまで年額使用料6000円からという格安の利用料なのだが。やっぱりだめか。
さらに疑問点が出てきたので、もう一度JASRACに質問しなきゃな。
Second Lifeにおける音楽著作権その4へ続く。
Second Lifeにおける音楽著作権についてはすでに2回書いたのだが、その後、様子見の状態だったので再始動することにした。
セミナーに出たり、雑誌の記事を読んだりして、それなりに知識はついたのだが、正直言ってまだ頭の中は疑問符だらけだ。わからないことは直接聞くしかないとばかりに、思い切ってJASRACに質問してみた。
以下はその質問と回答と感想。
■質問1
現状、Second Life上で音楽を配信する場合の著作権使用については、最低月額が5000円、もしくは年額5万円で、日本の楽曲に限るということで間違いないでしょうか。その他に注意点はありますか。
■JASRAC回答1
セカンドライフ内での利用については、現在のところ
・日本法人、日本在住の方が行う配信
・日本人居住区等、日本向けと考えられるSIMでの利用
・国内楽曲の配信
であることを前提に、JASRACのライセンスを発行しています。
# 『日本向けと考えられるSIMでの利用』ということはメインランドではだめなのか?
■質問2
Second Life上で音楽を配信する場合の著作権使用料は、商用配信と非商用配信の区別はないのでしょうか。
■JASRAC回答2
あります。
非商用配信で許諾を行っている実例もございます。
# 『あります』ってことは『最低月額が5000円、もしくは年額5万円』以外の料金があるのか?
# この『非商用配信で許諾を行っている実例』ってのは、井戸アバター対談 第五回 vs Hiroto Nishi読むかぎりでは、きっとHiroto Nishiさんのことだろう。
■質問3
Second Life内のバーチャル店舗でBGMとして音楽を使う場合の著作権使用料は、「BGM使用料規定」に該当しますか。
■JASRAC回答3
いいえ。
インタラクティブ配信の使用料規程が適用されます。
店舗等営利企業が収入を得ずに行う配信であれば、年額50,000円
(月額5,000円)が適用されます。
# もし「BGM使用料規定」が適用されるのならば、店舗などの面積500平方メートルまで年額使用料6000円からという格安の利用料なのだが。やっぱりだめか。
さらに疑問点が出てきたので、もう一度JASRACに質問しなきゃな。
Second Lifeにおける音楽著作権その4へ続く。
2008年04月26日
『ムービーモードマガジンSLastyNo.007』に楽曲提供
セカンドライフのファッションポータルサイトSLastyが作成したムービーモードマガジン『SLasty』7号に楽曲を提供しました。
ムービーモードマガジン『SLasty』7号は、セカンドライフ専門ニュースチャンネルSLNews.TVの公式チャンネルとして配信中です。
ファンキーなワウギターのハウス“Splash Prim”(テーマ1)、上品なメロディーのフューチャージャズ“Neutral Jam”(テーマ2)のオリジナル2曲を、ムービーモードマガジン『SLasty』7号のBGMとして、Ueken Kidd名義で提供したので、ぜひチェックしてみてください。
ムービーモードマガジン『SLasty』7号は、セカンドライフ専門ニュースチャンネルSLNews.TVの公式チャンネルとして配信中です。
ファンキーなワウギターのハウス“Splash Prim”(テーマ1)、上品なメロディーのフューチャージャズ“Neutral Jam”(テーマ2)のオリジナル2曲を、ムービーモードマガジン『SLasty』7号のBGMとして、Ueken Kidd名義で提供したので、ぜひチェックしてみてください。
タグ :動画
2008年04月02日
Second Lifeにおける音楽著作権その2
Second Lifeにおける音楽著作権の続きです。
先週、セカンドライフマガジンVol.2が発売されたので、さっそく買ってみた。
充実した内容で、この前買った雑誌「Virtual Walker」が初心者向けだとすると、「セカンドライフマガジンVol.2」は実際にイン・ワールドで活動してる人向けの雑誌だ。最近調べものをするのにもgoogleで検索してWebにある情報で間に合ってしまうことが多いので、あまり雑誌・書籍を買うことが少ないのだが、この雑誌はお金を払っても読みたい情報がのっている雑誌だと思う。1500円出しても高くない。
個人的に特に興味をひかれたのが、「Q/Aでわかるセカンドライフ知的財産権入門」という記事。セカンドライフにおける著作権というと、イン・ワールドで作ったオブジェクトは作成者に著作権があってというようなことが語られることが多いが、この記事はとくに音楽著作権について説明されているのが興味深い。
一つ目の質問は「Q.自分の所有するシム(土地)全体で、好きなアーティストの曲を流してもいいですか?レンタルしている自分の部屋(区画)の場合では同でしょうか」。
この回答は、簡単に結論だけから言うなら、「だめ」ですということで、著作権や著作隣接権についてわかりやすく説明されている。さらに著作権が消滅した曲を使う方法や、JASRACに使用許諾を受ければ流せるということにも触れられている。
二つ目の質問は「Q.セカンドライフのダンスパーティーなどみんなで楽しむイベントで、好きなアーティストの音楽を流してもいいですか?」。
この回答も、公衆送信権を侵害しているということで、だめ。さらに公衆送信権について説明されていて勉強になった。
詳しいことはセカンドライフマガジンVol.2を買って読めばいいので、これ以上書かない。私はまったくインプレス関係者ではないのに、ほめすぎか(笑)
ところが、昨日家に帰ったらインプレスから「セカンドライフマガジンVol.2」が届いていた。なんでと思ったら日本のセカンドライフ進出企業/サービス事業者一覧にアストロノートレコードを申請して載った(p.146)からだった。忘れてた。2冊になっちゃたよ。(苦笑)
Second Lifeにおける音楽著作権その3へ続く。
先週、セカンドライフマガジンVol.2が発売されたので、さっそく買ってみた。
充実した内容で、この前買った雑誌「Virtual Walker」が初心者向けだとすると、「セカンドライフマガジンVol.2」は実際にイン・ワールドで活動してる人向けの雑誌だ。最近調べものをするのにもgoogleで検索してWebにある情報で間に合ってしまうことが多いので、あまり雑誌・書籍を買うことが少ないのだが、この雑誌はお金を払っても読みたい情報がのっている雑誌だと思う。1500円出しても高くない。
個人的に特に興味をひかれたのが、「Q/Aでわかるセカンドライフ知的財産権入門」という記事。セカンドライフにおける著作権というと、イン・ワールドで作ったオブジェクトは作成者に著作権があってというようなことが語られることが多いが、この記事はとくに音楽著作権について説明されているのが興味深い。
一つ目の質問は「Q.自分の所有するシム(土地)全体で、好きなアーティストの曲を流してもいいですか?レンタルしている自分の部屋(区画)の場合では同でしょうか」。
この回答は、簡単に結論だけから言うなら、「だめ」ですということで、著作権や著作隣接権についてわかりやすく説明されている。さらに著作権が消滅した曲を使う方法や、JASRACに使用許諾を受ければ流せるということにも触れられている。
二つ目の質問は「Q.セカンドライフのダンスパーティーなどみんなで楽しむイベントで、好きなアーティストの音楽を流してもいいですか?」。
この回答も、公衆送信権を侵害しているということで、だめ。さらに公衆送信権について説明されていて勉強になった。
詳しいことはセカンドライフマガジンVol.2を買って読めばいいので、これ以上書かない。私はまったくインプレス関係者ではないのに、ほめすぎか(笑)
ところが、昨日家に帰ったらインプレスから「セカンドライフマガジンVol.2」が届いていた。なんでと思ったら日本のセカンドライフ進出企業/サービス事業者一覧にアストロノートレコードを申請して載った(p.146)からだった。忘れてた。2冊になっちゃたよ。(苦笑)
Second Lifeにおける音楽著作権その3へ続く。